市田柿

地域団体商標
商標登録の経過
従来におけるブランド保護の取り組み
 「市田柿」は、長野県の飯田・下伊那地方で約600年前から栽培される渋柿で下伊那郡市田村(現在の高森町)に多く見られた在来柿です。その後、優良系統の選抜や栽培技術・加工技術の研究が進められ、地域の名産「市田柿」として生産されてきました。
地域団体商標出願の動機
 豊富な食物繊維、上品な甘さを備えた「市田柿」は、手頃な大きさが食べやすいとされ、機能性にあふれた美味しさに年々人気が高まる中、「中国産市田柿」と称して中国産の干し柿が流通するようになりました。このような、まがいものの流通は、「市田柿」のイメージを失墜するものであり、地域の名産「市田柿」を、行政をはじめとし、生産・販売する事業者が一体となって守らなければならないという意識が高まりました。
地域団体商標出願への準備
 平成17年2月、地方公共団体が主催する「市田柿振興懇談会」において、地域ブランドづくりの検討会が行われ、10月には商標登録にむけた制度学習会が開催されました。
 こうした中、取扱量の多いみなみ信州農業協同組合と下伊那園芸農業協同組合により代表共同申請を行うことが決定され、両組合により申請手続きが進められ、平成18年11月10日に商標登録されました。
 また、この商標を管理するため、市田柿商標管理委員会が設立されました。